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贈り物におすすめワイン「5000円〜6000円」

知人から、退職する友人向けに「5000円〜6000円」台のおすすめワインを聞かれたので、泡、白、赤それぞれ選んでみました。ワイン選びの参考になれば幸いです。

 

  1. 泡:アンリジロー エスプリ ブリュット ナチュール NV
  2. 白:アルザス リースリング プランN 2019
  3. 赤:エコー ド ランシュバージュ 2018
  4. 番外編:ジャックダニエル シングルバレル

 

泡:アンリジロー エスプリ ブリュット ナチュール NV

ますはスパークリングワインです。ワインで贈り物をする時難しいのは、相手の好みがわからない時です。今回のようにワイン選びを頼まれた場合は特にそうです。

そんな時に絶対的におすすめがスパークリングです。その中でもやはりシャンパンがおすすめです。

なぜかというと、シャンパンは食事を選びません。和洋問わず、魚・肉料理なんでも合わせることができ、かつ単独で飲んでも十分に楽しめるものがほとんどです。

経験上、ワイン好きという人の中でシャンパンが好きではないという人に会ったことがありません。主観ではありますが、赤ワインが苦手だったり、白ワインでは物足りないなど好みがある中で、シャンパンが苦手・好きではないという人はほとんどいない気がします。

言い過ぎかもしれませんが、そんなシャンパンだからこそ、贈られて嫌な人はいないのではないかと思うのです。迷った時のワイン選びでベターな選択肢となります。

 

前置きが長くなりましたが、選択したのは「アンリジロー エスプリ ブリュット ナチュール NV」です。シャンパン好きなら、必ず知っているというような有名選手です。

価格がネットで6380円と若干予算オーバーではありますが、この価格帯で自分が一番おすすめできると思い選びました。

アンリジローはシャンパーニュ地方の中でも良質なブドウの産地として有名なアイ村のブドウで造られています。特徴は、ピノノワールを主体としたコクのある味わいです。

桃や洋梨、白い花、パンなど複雑で上品な香りです。繊細さの中に、ピノノワールのコクが感じられるとても良いシャンパンです。

 

白:アルザス リースリング プランN 2019

続いて白ワインです。選んだのは、フランス アルザス地方のリースリングです。ブルゴーニュ地方のシャルドネと迷いましたが、この価格帯ではアルザス リースリングの方が自分としては満足度が高いワインが多かった経験から選びました。

生産者はローラン シュミット。有名なワイン漫画「神の雫」でも取り上げられ、多数の高キュレストランでもオンリストされています。「プランN」価格は3600円です。

香りは複雑で華やかです。洋梨や白い花、そしてリースリングの特徴のペトロール香。味わいはしっかりとした酸味とコクがあり、サラダや魚料理と合わせると美味しいです。もちろん単独でも十分楽しめるワインです。

 

赤:エコー ド ランシュバージュ 2018

最後は赤です。選んだのは、フランス ボルドー地方 メドック地区の5級格付けシャトー、ランシュバージュのセカンド「エコー ド ランシュバージュ」です。価格はネットで6050円でした。

セカンドと言っても侮るなかれ、ブドウの樹齢が若かったり、若干ブドウの比率が違うくらいで、ファーストラベルと同様、手間ひまかけて造られています。

そもそも、ランシュバージュはメドック格付け5級にも関わらず(5級でも十分すごいのですが)、2級の品質に相当すると言われる「スーパーセカンド」と呼ばれたりしています。ここでいうセカンドは、2級格付けの方ですね。

そんなランシュバージュのセカンド、美味しくないわけがありません。カシスやスミレ、インクや墨汁やスパシスの香りが複雑に絡み合います。味わいは、濃密。長めのアフターと、これぞボルドーというようなワインです。

 

番外編:ジャックダニエル シングルバレル

番外編として、贈り物をされる側の方が、普段バーボンをよく嗜むということを耳にしました。スーパーなどでよく売られている銘柄をお聞きしたので、プレミアムバーボンを贈るのもありかなと思い選びました。

選んだのは、ジャックダニエル シングルバレル。他の樽のバーボンをを混ぜることなく造られたシングルバレル。価格は約6000円です。

バーボンの特徴の焦がした樽によるバニラ香と、チョコレートのような香りもします。味わいはクリーミーで、少しりんごのようなニュアンスも感じます。

自分もバーボン好きでよく飲みますが、週末やなにかいいことがあった日に、ストレートで独りゆっくりと飲むのに最適な、大人なお酒です。

 

まとめ

  • 迷ったらシャンパ
  • 可能な限り好みをリサーチすることが成功の秘訣

 

ワインの贈り物は意外と難しいです。それでも、贈られる人のことを可能な限りリサーチして、何をもらったら喜ぶか考えているときは、自分にとって至高の時間です。