ビールが一層美味しい「うすはりグラス」 松徳硝子
グラスが変わると、お酒の味が変わります。今回ご紹介するのは、松徳硝子の「うすはりグラス」です。
松徳硝子
1922年 電球用ガラスの生産工場として創業。その後、ガラス食器製造へ移行。電球製作の技術力を活かし、熟練職人の手技によって、美しく薄いグラスが完成します。
「うすはりグラス」にもいくつか種類がありますが、ビールを飲むのに特化した「ビールグラス(ピルスナー)」を購入しました。
うすはり ビールグラス(ピルスナー) 価格 3,400円
見るだけで美しいフォルム。持った感じはとても軽いです。丁寧に扱わないとすぐに割れてしまう繊細さと、ビールを美味しく飲むためだけに丹精込めて作られた至極の一品。そんな気品があります。
たかがグラスですが、このグラスで飲む一杯はとても幸せな気分にしてくれます。寿司屋のカウンターで、大将が一貫一貫握って出してくれたお寿司のような・・・例えがイマイチかもしれませんが、背筋を伸ばしてビールとグラスに感謝するそんな気持ちにさせてくれます。
美味しさの秘密は「薄さ」にアリ
なのですが、正直なぜなのかわかりません。が、ジョッキで飲むより、味が確実に繊細になります。これは気分だけでなく、体感でそう感じます。一説には、グラスの存在を感じないからなどと言われます。とにかく、グラスの繊細な口当たりが、ビールを美味しく口の中に注ぎ込んでくれます。
デメリットは?
薄いがゆえに、割れやすいことでしょう。美味しく飲めたことに感謝しながら、大事に洗って、長く付き合えてらいいなと思います。