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1週間の経済ニュースまとめ(10月3日〜7日)

日経新聞購読3年半。経済ニュースを中心に注目ニュースを振り返ってみたいとおもいます。

10月3日(月)

株価上昇。景況感悪化から利上げへの警戒感が和らいだ形。これは夏場の楽観相場と似た現象ですね。

▼ISM製造業景況感指数(9月)発表

総合指数 50.9。景気の境目と言われる50を上回るものの、市場予想および前月値を下回る結果。特に新規受注の減少が目立ち、製造業の景況感悪化が感じられます。

 

10月4日(火)

株式市場は2日連続上昇。長期金利低下が好感された形。特に注目ニュースはなし。

 

10月5日(水)

長期金利急上昇。10年物国債 +3.93%。

 

ISM非製造業景況指数(9月)発表

総合指数 56.7。市場予想を上回る結果。新規注文指数が60.9と好調。サービス需要は堅調で、消費動向はモノからサービスへ。インフレ原因の原材料コストおよび労働者不足が緩やかに解消しつつある。

 

10月6日(木)

株式市場下落。長期金利上昇を嫌気。原油価格は、OPEC+の減産方針により上昇。

 

10月7日(金)

株式相場、グロース株を筆頭に、また急落。NASDAQが-3.80%。米雇用統計による雇用の安定状況から、次回11月FOMC会合で、金利0.75%(通常の3倍)の引き上げ観測強まる形に。

▼米雇用統計(9月)発表

  • 雇用者数(非農業) 26.3万人増(市場予想 25.0万人増)
  • 失業率 3.5%(市場予想 3.7%)

 

まとめ

株式市場、週初めは、夏の楽観相場を思わせる上昇もあったが、金利上昇に伴い大きく売られる展開に。しばらくは、時折上昇はするものの下落する相場が続いていく様相です。来るべき金融相場に備えて、守りを固めていきます。