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南アフリカ 白ワイン|バランス シュナンブラン シャルドネ

カルディで購入したワイン。南アフリカの白ワインはどんな味わいでしょう。レヴューしていきたいと思います。

 

南アフリカのワイン

代表的な品種は、白はシュナンブラン、赤はカベルネソーヴィニョンが有名です。フランスのボルドー地方やローヌ地方のスタイルに近いと思います。

 

「美味しくてコスパが良い」というのが、南アフリカワインの共通イメージだと思います。なぜ、コスパが良いかというと、人件費の安さが挙げられます。コスパの良いワインとしてはチリも有名ですが、国民一人あたりのGDPはチリの半分以下、日本との比較では約8分の1です。人件費が安い分、安く造れるということです。

 

温暖な気候ですが、昼夜の寒暖差が大きく、涼しさもあることが高品質なワインを産み出す要因となっています。温暖な気候の場合、ブドウは熟していきますが果実味主体となり、エレガントさは出にくくなります。一方、冷涼すぎる気候は、ブドウが熟すのが難しくなります。南アフリカは、高品質なワインを造るのに適した気候なのです。

 

 

バランス シュナンブラン シャルドネ 価格 1,408円

産地は南アフリカのケープ州。生産者は、オーバーヘックス社です。Balance(バランス)はオーバーヘックス社の代表シリーズです。樽の上に象が乗っているエチケットが特徴敵ですね。このワインの他にも複数ラインナップがあります。

 

品種は、南アフリカの代表品種シュナンブランとシャルドネブレンドされています。さて、どんな味わいでしょう。

 

香りは、レモン、グレープフルーツの皮、ミネラル、チョーク。どちらかというと、冷涼な気候で造られたワインであることを想像させる香りです。

 

一方、味わいは、おだやかな酸で柑橘系の果実味が中心です。樽はいい意味で少なめです。アフターには、苦味や塩味を感じます。カリフォルニアのシャルドネのような樽がしっかり効いてるというという感じではなく、フランスワインとカリフォルニアワインの中間のような印象を受けました。

 

少し冷やして飲むことをオススメします。常温に近いと少し味がボケるような気がしたので、キリッと冷やして、酸をたたせて飲むとバランス良く美味しくいただけます。

 

合わせる料理を選ばず、様々な料理にカジュアルに寄り添い、飲み疲れない万能型のワインです。

 

バランス シュナンブラン シャルドネ 

 生産地:南アフリカ ケープ州

 生産者:オーバーヘックス社

 ブドウ品種:シュナンブラン、シャルドネ

 香り:レモン、グレープフルーツの皮、ミネラル、チョーク

 味わい:おだやかな酸、柑橘系の果実味、アフターには苦味や塩味

 価格:1,408円(税込)

 点数:3.5(5点満点) ※点数は自己評価です。