好奇心マイスター

ワインとグルメと投資のブログ

ワイン素人サラリーマンがワインスクールに通ってみた3

興奮の1回目講義。自分がタメになったな〜と思った3点をご紹介します。

  1. 赤ワインと白ワインの造り方の違い
  2. ロゼワインの造り方
  3. ワインは農産物?

 

この記事を読むことで、完全素人から脱出です!

 

赤ワインと白ワインの造り方の違い

 一番の違いは「皮をつけたまま発酵させるかどうか」です。赤ワインは、黒ブドウの果皮そのまま発酵させ、その後に果皮・種子を分離(圧搾)します。一方、白ワインは、最初に果皮・種子を分離(圧搾)し、果汁のみを発酵させます。

 

 基本中の基本ですが、自分は全然知らなかったです。赤ワインは果皮や種子から色だったり、タンニンと呼ばれる渋味成分を抽出します。「だから赤いんだ〜」って当たり前のことに感心してました。白ワインは、果汁から作るから色が淡く渋みも少ないのか〜って納得しきりです。

 

ワインに興味のない人は意外と知らない人も多いと思いますので、これを知ってるだけでも少し「ワインに詳しい人」呼ばわりされるかもしれません笑

 

ロゼワインの造り方

 「赤ワインと白ワインを混ぜるんじゃろ」。はいブブーです。違うんです。自分は混ぜるもんだと思ってましたが。主として2つあることがわかりました。

 

 一つ目は、赤ワインのように果皮・種子そのままで発酵させて、程よく色づいたところで圧搾し、果汁だけを発酵させる方法。赤ワインの造り方から白ワインの造り方へ変更するような感じです。セニエ法といいます。

 

 二つ目は、黒ブドウを潰して圧搾し、かすかにピンクに色づいた果汁だけを発酵させる方法。造り方は白ワインと同じですね。使うブドウが白ブドウではなく黒ブドウ直接圧搾法といいます。

 

 ちなみに、ヨーロッパで赤ワインと色ワインを混ぜることが許されてる唯一のワインは、スパークリングワインです。瓶内発酵前に少量の赤ワインを白ワインに加えて発酵させてロゼスパークリングが出来上がります。

 

ワインは農産物?

 ワインは原料のブドウだけで造られるお酒です。「そうなの〜」、だからワインは古代ローマ時代のような大昔から飲まれていたんだとここでも感心しきり。

 

 厳密にいうと、酸化防止の亜流塩酸を添加したり、酵母も果皮についた野生酵母ではなく、確実に発酵させるため別酵母を添加したりもします。ただし、他のお酒のように糖分を加えたり水を加えたりする必要がなく、果汁に含まれる糖分をそのまま発酵させて造らられるので、原料のブドウの品質がダイレクトにワインの品質につながるのです。自然条件の影響が最も大きいお酒ではないでしょうか。ワインは農産物と言われる所以です。

 

こんな感じで、「ほ〜っ」と感心しきりで、ますます好奇心が湧いてきた夜でした。

 

まとめ

  • 赤ワインは果皮をつけたまま、白ワインは果汁のみを発酵
  • ロゼワインは赤ワインと白ワインを混ぜていない
  • ワインは原料のブドウの品質が命