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【株式投資】景気動向を読み取る指標「PMI」と「ISM」の違いについて

8月23日に米S&P Global社が発表した米購買担当者景況指数(PMI)速報値は、45と好不況の分かれ目である50を下回りました。コロナショックで世界経済が停滞した2020年5月以来の低水準です。いよいよ企業業績悪化の数値が表に出てきたかなという感じです。

 

購買担当者景況指数(PMI)とは?

PMI(Purchasing Manager's Index)とは、企業の購買担当者に景況感をアンケートし、集計した景気指標の一つです。GDP国内総生産)と関連性が強いとされ、毎月発表され速報性があるので、景気動向を占う指標として注目度の高い指標となっています。

 

PMIとISMの違いは?

似たような指標でISM(製造業/非製造業 景況感指数)というのがあります。違いがなんなのか、いまいちよくわからなかったので整理してみました。

景気動向を占う指標であること、企業の購買担当者にアンケートし、集計した景気指標というのも同じです。一番大きな違いは、調査主体が違うということ。PMIはIHS Markit社(英国)やS&P Global社(米国)が有名です。一方、ISMは全米供給管理協会( Institute for Supply Management)が調査主体です。また、PMIは世界30ヵ国以上で発表されるのに対して、ISMは米国のみが対象です。

 

日々勉強中

株式投資をする上でマクロ経済の状態がどうあるか、どう動いていくかというのを肌感覚で持っていることが大事です。いくら良い銘柄でも全体相場の下落に影響され下落することが多いからです。

なぜこう動いているのか自分なりに推測し、日々答え合わせをするようなことを繰り返すことで、肌感覚がどんどん磨かれていくのかなと思います。

経済の状態がどうなのかを判断する上で、日々の経済ニュースを確認するわけですが、これが非常に難しい。専門用語ばかりで心が折れそうになります。

株式投資の経験はまだまだ浅いですが、自分がわからなかったことや理解していったことなどをお伝えできればと思っています。