好奇心マイスター

ワインとグルメと投資のブログ

ジュニアNISAはじめました。

我が家には2歳の息子がおりますが、ジュニアNISAをはじめました。興味はあるけど、「めんどくさい」、「投資ってなんか怖い」と思う人は少なくないと思います。少し時間はかかりますが、手続き自体は簡単だったので、参考になれば幸いです。

 

はじめた理由

理由はいくつかありますが、メインは「余剰資産を現金のまま眠らせておくのはもったいない」との思いです。今まさにインフレがどんどん加速していく中で、現金の価値はどんどん目減りしていくからです。

息子が成長してきたら、自分で運用してもらいたいと考えています。これは、「マネーリテラシー」を育ててあげたいからです。「マネーリテラシー」とは、お金や金融に関する知識や活用する力のことをいいます。

活用する力というのがポイントで、いくら知識があっても行動に活かせなければ何にもなりません。身を持って複利の力を体験してもらうことで、正しいマネリテラシーを育ててあげたいなと考えています。

決してお金が全てではありませんが、お金を稼ぐために人生の多くの時間を仕事に費やし、時には苦しい思いもし、体調を崩すこともあるのも現実です。お金に振り回されるのではなく、お金と上手に付き合うことで幸せになれるのなら、そうすべきだと考えています。

 

ジュニアNISAって?

簡単にいうと、運用益が非課税になる制度です。通常、株式による利益には約20%の税金がかかりますが、これが非課税になるのです。口座は子供名義で運用は親がします。

なんでこんな制度があるのかというと、日本は世界一の預金大国だからです。日銀が発表した2021年10〜12月の家計の金融資産は2023兆円です。いわば眠った資産を投資(企業活動に必要な資金)してもらうことで、日本全体をもっと豊かにしたいとの国の思いです。

年間の非課税枠は80万円です。期間は最長5年間で、2023年末に終了予定です!

終了するんかい!ってかんじですが、終了後も口座を移管して、18歳まで非課税で運用できます。

現在、NISAをもっと使い勝手の良いものするべきだとの議論がなされています。金融庁からの提言で、今後政府でも議論が本格化されていきます。岸田政権の「所得倍増計画」の目玉になるのではないでしょうか。その時は非課税枠がもっと広がり、期間も無期限になるなど、より使い勝手の良い制度になることが期待されます。

 

いざ投資するまでの流れ

さっとこんな流れで、無事投資することができました。

  1. ジュニアNISAはじめることを決断
  2. 証券口座の検討
  3. 証券口座開設手順の調査
  4. 証券口座決定
  5. 銀行口座開設申込
  6. 銀行口座開設
  7. 銀行口座へ振り込み
  8. 証券口座申込
  9. 証券口座開設
  10. 証券口座へ資金振り込み
  11. 未成年口座からジュニアNISA口座へ資金移動
  12. ジュニアNISA口座で投資信託購入!

はじめることを決断してから投資信託購入まで、ざっと2ヶ月かかりました。これは、口座開設が終わってからも何気に忙しく、すぐに投資しなかったりしてるので、本来はもっと短く済むと思います。

 

証券口座は、楽天証券にしました。証券会社によって取り扱っている投資信託が違うのですが、楽天証券SBI証券であれば投資信託の数が多く、間違いないと思います。

銀行口座もネット銀行で、証券会社とのやりとりがスムーズな楽天銀行にしました。自分も使っているので、使い勝手の良さは確認済みです。

注意が必要なのは、10の資金振り込みですが、年間110万円を超えると贈与税がかかります。ジュニアNISAの年間非課税額は80万円なので問題ないかと思いますが、注意が必要です。

 

長期で運用し、マネーリテラシーが向上し、息子が幸せな人生を送る手助けになれば嬉しいと心から願い、こつこつと投資していきたいと思います。