1週間の経済ニュースまとめ(10月10日〜14日)
日経新聞購読3年半。経済ニュースを中心に注目ニュースを振り返ってみます。
10月10日(月)
米株、グロース株中心に続落。先週から3日続落。
▼パソコンなど家電の供給が大幅改善
物不足で納期も見通せない状況から、少しずつ回復している。10〜12月期は、家電を中心に供給網が正常に戻りつつある。コロナによるサプライチェーンの混乱が収まる傾向が見えだしてきました。
10月11日(火)
米長期金利上昇 3.9%。ドル円は146円を突破。円安に歯止めかからず。目立ったニュースなし。
10月12日(水)
株式市場は、CPI前で警戒ムード。
▼スペースX 日本でスターリンク開始
TESLAのイーロン・マスクが手がける通信衛星を活用したインターネット接続サービス。携帯基地局の電波の届かない山間部などでもスマホが活用可能となる。通信速度は100Mbps以上と、普通に使う分には全く問題のないスピード。スターリンクではすでに3000基以上の衛星を高度500kmに打ち上げている。これから発展していく新興国では、光ファイバー網整備より、スターリンクのような通信衛星を活用した形が主流になるのかも知れない。
10月13日(木)
・インフレ上昇。コア指数上昇が顕著。
・次回FOMC 0.75%理上げ観測がメインに
・米株 なぜか急上昇
10月14日(金)
米株、急反落。ドル円 148円台後半に。
▼米ミシガン大 消費者信頼感指数(8月)
55.1と市場予想の52.5を上回った。現在の景況感を表す現状指数(40%)と先行きを示す機体指数(60%)で構成されている。消費者マインドを探る代表的ない指標。金引き上げとインフレで、景況感は悪くなってるかと思いきや、そうでもなかった。今後の利上げ加速が予想される展開となりました。
まとめ
- 米株式市場は、米CPI発表後の謎の上昇はありつつも、全体的に下落傾向継続中。
- 米国の景況感は悪くなっていない。